こんにちは。アドパンだです。
本記事では、チャットGPTに入力した情報をAI学習に利用されないための方法を紹介します。
今までの仕組みでは、入力した内容はAI学習に利用されていました。
しかし、チャットGPTの利用者が増え、情報漏えいやセキュリティの懸念が高まったことから、AI学習させない機能が追加されています。
リスクが0になったわけではないですが、チャットGPTを安全に利用するために知っておきましょう。
【チャットGPT】入力した情報の履歴を残さない機能
チャットGPTを開発するOpenAI社から2023年4月25日に新機能の発表がありました。
- この機能を使えばAI学習やモデル改善に使われない
- チャット内容は30日で自動的に完全削除される
- チャットの履歴がサイドバーに表示されない
- いつでもON/OFFできる
OpenAI社の記事本文：https://openai.com/blog/new-ways-to-manage-your-data-in-chatgpt
この機能を使うと、入力内容を学習されて使われるリスクと入力内容が悪用されるリスクは減ります。
しかしながら、データは30日間保存されているのでハッキングなど、情報漏えいのリスクが0になるわけではありません。
履歴を残さない機能を使うデメリット
この機能を使うデメリットは2つ。
- 過去の履歴を見れない
- ブラウジング、プラグインが使えない
以前の回答を見たくてもサイドバーに残りません。
また、GPT-4のブラウジングやプラグインの機能も使えなくなるので注意。
では次に、実際の設定方法を解説していきます。
【チャットGPT】入力した情報をAI学習させない設定方法
設定は簡単。10秒で終わります。
まずは、三点リーダーからメニューを開き「Settings」をクリック。
「Data controls」をクリック。
デフォルトではオンになっている「Chat History & Training」をオフにする。
設定完了です。ホームに戻るとチャットの履歴がオフになっていることが分かります。
ちなみに、緑のボタンを押すと元に戻せますよ。
利用者側からは、AI学習に使われていないこと、データが30日で削除されたことの確認はできません。
あくまでも、OpenAI社の運用を信じるしかないので注意。
まとめ
今回は、チャットGPTに入力した情報を、AI学習に利用されないための方法を紹介しました。
チャットGPTは日々進化しており、これからも様々な機能の追加が予想されます。
楽しく活用するために、情報漏えいやセキュリティの知識も高めよう。
このブログでは他にも、チャットGPTの便利な使い方やプロンプトを紹介しています。
ぜひ読んでみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！